派遣バイトを通して感じた、満足度向上のポイント
みなさん、どーもウチイダです。
派遣バイトで収入ブーストした甲斐もあり、インターネットアカデミー様への支払いを無事に済ませられそうです!
引き落としは明日、5月28日。残高にだいぶ余裕があるので不安もありません(`・ω・´)
収入面の窮地を救ってくれた派遣バイトでしたが、それだけではなく「モノを売る」という、普段と違う仕事の経験ができて面白かったです。
今日は派遣のバイトを通して感じたことについて書いていきます。
Web制作と製品販売の違い
本業のWeb制作は、お客様のイメージをもとにオリジナルで作ることが多いです。
オリジナルではないにしても、柔軟なカスタマイズができる場合が多い。
予算と工期の都合がつけば、たいていの要望は実現できます。
しかし、既製品を販売するときにはそうはいきません。
製品どうしの違いや特徴があり、それぞれに出来ることと出来ないことが厳然とあります。
Web制作と比較して、「諦めてもらう要望」が生じる可能性が大きいです。
製品販売するときに重要なこと
どんな商売にも共通するのでしょうが、「お客様にとって最適なものをチョイスして提案する」のが大事だなあ、と改めて感じました。
お客さまの要望にもっともマッチする商品がひとつに定まる場合は、けっこうスムーズです。
その商品が最適であることをきちんと説明できれば購買意欲は高まります。
まあ、予算に合わなければどうにもなりませんが。。。
難しいのは、要望のマッチ度の割合が同じくらいの商品が複数ある場合です。
その中でも特に、満たせる要望の内容が大きく異なっているときはやりづらさを感じます。
例えば、
「Aの商品はデザイン、見映えがとても好みだけど、性能はBの商品がふさわしい」
というようなパターン!
悩み始めちゃうと長くて、自分ではなかなか決められない方が多いんですよね。
家族と一緒に来ていたりすると、その人の意見も聞いたりして選ぶこともあります。
ひとりでいらっしゃっているお客さまの場合、放っておいたら自分では決められず、購入せずに帰ってしまうことが多いです。
こういう方にこそ、こちら(販売員)からのアプローチが必要です。
でも、こういうとき、どっちをおすすめするか判断するのは本当に難しかった。。。
家電製品という安くない買い物で、自分の説明しだいでお客さまの決断を変えてしまうのは責任が伴います。
売場の上司は、僕の苦悩に対してこんなアドバイスをくれました。
「二つの商品で悩んでいるお客様は、自分の中ではどちらかに少なからず傾いている。ただその決断に自信が持てないだけ。我々は傾いている気持ちを察知して、お客様の背中を押してあげればいいだけ」
...販売のクロージングに関する名言?のような気がしますが、しょせん僕は経験の浅い派遣販売員です。
お客様の気持ちの傾き具合などまっったくわからずww
直接的には、あまり役に立ちませんでした。←
仕方がないのでいろいろと理由をつけてはどちらかの商品をプッシュし、購入にこぎつけることが多かったです。
「背中を押す」ではなく、「商品のごり押し」です。ちょっと後ろめたさがありました。
こういうところに、製品を売る難しさを感じましたね。
大事なのはお客様のことをどこまでイメージできるか
そんな僕からも、満足して買っていただけたお客様もいくらかいらっしゃいました。
「自分がこれを買ったあとにどうなるか」というストーリーに魅力を感じていただけたお客様たちです。
・買うことで生活がこういう形でよくなります!
・こんなにハッピーなことがあります!
僕が語ったこれらのストーリーに共感してくれたお客様は、高い製品でも気持ちよく購入してくれました。
お客様がどんなストーリーに共感してくれるかは、お客様によって千差万別です。
そのお客様がどんなことに価値を感じそうか、喜びそうかを深くイメージできるかで、この成功パターンの再現確率が上がりそうだなと思います。
マーケティングの本で、メリット(商品の優位性)よりもベネフィット(顧客の便益)を伝えろ、みたいな内容を読んだような気がしますが、それをリアルに体験することができました。
今回の派遣のお仕事での経験は、本業のWeb制作でもいかせそうです。
製品販売とは違ってお客様の要望に柔軟に対応しやすいですが、そうは言っても予算が足りなくて実現できないこともあります。
どっちの機能/コンテンツを諦めてもらうか?という葛藤に直面することになるのです。
こういうとき、「どちらを提供したほうが、お客様にとって魅力的なストーリーを演出できるか?」という視点に立ってイメージを膨らませることができれば、きっと良いご提案ができるのではないかなと思います。
お給金以上のものを得ることができたように感じます。
みなさまも、人におすすめするものに迷ったときはぜひ「相手にとってより魅力的なストーリー」を考えてみてください!
きっと喜んでもらえると思います。
それではこれにて。
最後までお読みいただきありがとうございました(/・ω・)/