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独自Webサービスの開発を担当することになった、SE未経験者のたたかいの記録である!

転職イベントで聞いたITハードウェア業界のメリット、デメリット

皆さま、お疲れ様です。


前回のITインフラ業界に引き続き、IT業界内の分類まとめをしていきます。

今回はハードウェア業界です。

 

 

事業内容

名前の通り、ITに関わる機械・ハードウェアの開発製造をおこないます。

代表的なものだと、パソコンメーカーやサーバの開発を行う企業があてはまります。

 

ネットワーク機器やスマートフォンを取り扱う企業も、ハードウェア業界の一部と言えるでしょう。

ネットワークに繋がる機械やその部品を製造している企業は、ハードウェア業界に含まれます。

 

また、最近はソフトとハードの境界が曖昧になりつつあると言われています。

MicrosoftSurfaceシリーズなど、ソフトウェア業界の企業がハードウェア業界に参入している例もあります。

 

さらに、参入の波は他の業種からも寄せられています。

IoT(モノのインターネット)の広がりで、IT業界の中だけでなく様々なメーカーで、ネットワーク接続ができる製品の開発が進められているからです。

ハードウェア業界の花形であったパソコン市場は縮小していますが、「インターネット接続できる機械」の製造という意味では、今後ますます活況となると思います。

 

職種、業務内容

ハードウェア業界で働くエンジニア職は、代表的なもので「設計エンジニア」と「組み込みエンジニア」があるようです。

 

ハードウェア設計エンジニア

製品の物理的な開発・設計を行うのがこの職種。いわゆる「ものづくりエンジニア」の領域のひとつといえます。

電子工学、機械工学などの知識が求められるので、業務の内容としては製造業に近いです。

 

設計する製品は多岐にわたります。CPUやマザーボードといった部品から、PC本体、ロードバランサーのようなネットワーク機器まで、どんな製品も設計エンジニアが関わっています。

実際に扱うのは、会社の得意分野によってによって様々です。
自分の希望する分野の製品に携われるかは、入社前に確認しておく必要があるでしょう。

 

組み込みエンジニア

ハードウェア業界の特徴的な職種と言えば組み込みエンジニアです。

 

利用される言語は製品によって様々ですが、C言語が多いです。

組み込みシステムにおいては、製品に誤動作がないことと、限られたリソース内でのプログラミングの両方が求められます。

そのため、アセンブラと同じ水準のコードが書きやすくて、処理が重くならないC言語が好んで使われているようです。

 

最近は製品の処理能力の向上で、昔ほどは制約が厳しくないようですが...

Linuxをプラットフォームとして選択することも少なからずあるみたいです。

 

また、誤動作を防止するための製品テストの重要性が非常に高いことも、ソフトウェア業界との違いになります。

組み込みプログラムにバグがあると、製品事故やリコールなど大きな損失に繋がることがあります。

そのため、とにかくテスト工程は慎重に行わなければなりません。

 

近年はインターネット経由でプログラムのアップデートを行うことができる場合もありますが...

(特にソフトウェア業界はその傾向が強いですね)

 

いずれにしても、製品のテスト工程には細心の注意が必要とされています。

 

採用担当者が語るITハードウェア業界のメリット、デメリット

ハードウェア業界の採用担当者さん、従業員さんが話していた内容をまとめてみました。

 

複数の企業担当者方の話を総合して書いています。

特定の企業の特徴などは捨象しています。一般的なITインフラ業界の「傾向」程度にとらえていただければ。

 

メリット: ものづくりに直接関われる

なんと言っても、作ったものが目に見える形で存在することです。

この点は、ソフトウェア業界にはないおもしろみと言えます。

 

デメリット: 技術的にハードルが高い

C言語で機械を制御するという性質上、プログラミングだけでなく機械に対する知識も必要になります。

使用する言語も、C言語など習得の難易度が高いと言われているものが多いです。

 

また、勉強の環境を整えるのも工夫が必要です。

ソフトウェア開発の場合はPCとインターネット環境があれば独学するのも難しくないですが、ハードウェアの制御も含めて勉強をする環境を整えるのは簡単ではありません。

 

僕のように業界未経験で、工学系の知識がない人間にとっては、ハードルが高いですね...

 

必然的に、仕事の知識はOJTで学ぶことが多くなります。
そのため、職場の上下関係が明確になっている傾向が強いようです。

古きよき職人気質の風土を望む方には最適かもしれません。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

自分が得意とする製品の分野を持ちながら、専門性を高めていくことができるのはITハードウェア業界の魅力のひとつです。

 

今後、あらゆるモノがインターネットに繋がる時代が始まっていくなかで、ITハードウェア業界の形も大きく変わっていくことと思います。

 

未経験での採用は、IT業界のその他の分類の企業に比べて少ないようですが、ものづくりへの情熱があるならば、きっといい仕事ができると思います。

 

みなさまの参考にもなれば幸いです。

それではまた!