ウチイダ的ジョブチェンジ.log

独自Webサービスの開発を担当することになった、SE未経験者のたたかいの記録である!

転職イベントで聞いたITインフラ業界のメリット、デメリット

皆さまお疲れ様です。

 

今月から本格的に転職を考え、転職イベントに参加するなどいろいろと動き始めました。

 

実際に企業の方とお話をしてみると、同じIT系企業でもさまざまな理念や特徴を持っていることがわかりました。

新卒で就職活動をしていた時は、IT業界は検討していなかったので実は業界のことをよく知りません。

面接の場慣れのために、日程の合うところでいくつか選考を受けたくらいです。

 

今後のためにも、もっとIT業界についての知識をつけていかなければ。

 

ということで、まずは事業内容ごとに業界をざっくり分類し、その特徴やメリット・デメリットを記載していきたいと思います。

 

本格的に業界分析の本で勉強するわけでも、統計資料など客観的なデータに基づくものでもありません。

正直いって個人的な備忘録の域を出ませんが、IT業界について知りたいという方の参考になれば幸いです。

 

まずは第一弾として、ITインフラ(ネットワーク)業界についてまとめていきます。

 

新しい情報が得られたら、随時追記していきます。

 

 

事業内容

名前の通り、ITネットワークを扱う業界です。

身近なところでは社内のPCのケーブル配線にはじまり、データセンター内のサーバの運用管理まで、「コンピュータが正しくつながる」ために必要な仕事をする業界です。

 

場合によっては「ソフトウェア業界」に分類されていることがあります。

個人的には、「ソフトウェア業界」はあまりに多岐にわたるので、分類として意味をなさないような気がしています…

 

職種、業務内容

インフラエンジニア

その名の通り、ネットワークの設計・構築・設定・運用をするエンジニアです。

 

上流工程では、構築するネットワークの要件定義を行います。

要件に従って構成を検討し機器の選定を行います。

大規模ネットワークで、サーバをたくさん使用する場合には、運用するデータセンターをなども検討します。

 

ハードウェアだけでなくソフトウェア部分についても、細かく仕様を設計します。

サーバの設定やバックアップの取り方、使用するポート、アクセス権限などなど、、、

ネットワーク全体がスムーズに動くように、もれなく決めていく必要があります。

 

設計が完了し、発注した機器が届いたら構築フェーズです。サーバOSを起動・設定し、配線を行い、実際に通信が行えているかを確認します。

 

また、リリース前に負荷検証なども行い、要件を満たしているかを入念に確認します。

 

仕様通りに設計できて納品したら、今度は運用フェーズです。

「インフラ」という名前が示す通り、現代ではITネットワークは生活やビジネスに不可欠なものとなっています。

それが日々障害なく動くように、メンテナンスや保守をし続けていく必要があります。

また、必要に応じて拡張なども行っていき、ニーズを満たすネットワークを維持していきます。

 

アプリケーションなどと違ってユーザーの目に見えづらい領域ですが、まさに「縁の下の力持ち」としてのやりがいのある仕事といえるでしょう。

 

セキュリティエンジニア

インターネットの高度化に伴い、ネットワークの安全性の重要度は高まり続けています。

その状況にあって、より安全なネットワークの設計・構築を専門としたセキュリティエンジニアという職種名もよく聞くようになりました。

 

インフラエンジニアよりもセキュリティの領域で専門性を高めた職種です。

扱うのはITネットワークそのものだけではありません。

脆弱性を生みやすいアプリケーション(ソフトウェア)、プログラミングの領域についても知識が要求されることがあります。

 

また、ユーザーの運用方法やセキュリティ体制について、コンサルティングを求められることもあるようです。

 

インフラ系の「○○エンジニア」はほかにもあります

各種サーバの構築・管理に強みを持つ「サーバエンジニア」、データベースを専門とする「データベースエンジニア」なども職種名としてあります。

 

ただ、このあたりの垣根はだんだん下がってきていて、まとめて「インフラエンジニア」といわれることもあるようです。

インフラ業界に「プログラマー」はいない??

ところで、IT系の仕事で最もイメージされるのはプログラマーだと思いますが、インフラ業界においてはプログラミング言語を扱う機会はほかの業界と比べて多くないようです。

 

ITネットワークの構築フェーズでも、運用・保守フェーズでも、「プログラムを書く」という作業はメイン業務ではないらしいのです。

 

インフラエンジニアが最も多く触るのはコマンドラインプログラミングです。

いわゆる、非プログラマーの方がイメージする「黒い画面」で扱うものです。

 

 

基本的には、コマンドラインが扱えれば多くの業務ができるらしいです。

僕はサーバサイドは疎いので詳しいことはわかりませんが。

 

「黒い画面でやるのはプログラミングじゃないの?」と思うかもしれません。

もちろんプログラミングではあるのですが、アプリケーション開発などで求められるようなことなしてない、ということです。

 

プログラミング言語として名前を聞く「C言語」とか「Java」といったものは、アプリケーションを作る際に使用されるものなので、ネットワーク上では使うことがありません。(絶対にない、というわけではないのでしょうけど)

 

決められた仕様に基づいてイチから大量のコードを書くという業務がないという点で、「プログラマー」ではないということです。

 

採用担当者が語るITインフラ業界のメリット、デメリット

ITインフラ業界の企業の採用担当者さんが話していたことをまとめてみました。

 

複数の企業担当者方の話を総合して書いています。

特定の企業の特徴などは捨象しています。一般的なITインフラ業界の「傾向」程度にとらえていただければ。

 

 メリット①:運用保守が多いため、収入が安定している

ITインフラは、初期構築をして終わりということは基本的にありません。

安定的にネットワークが動き続けるように、サポートをし続ける必要があります。

アプリケーションやサービス開発を中心に行うベンダーやSIerは、受注案件によって会社の業績が大きく変わりますが、ITインフラ業界は収益における保守契約の割合が大きいため、

これらの業界に比べて収益構造が安定している傾向にあります。

 

 メリット②:他のIT業界と比べて、技術的な流行り廃りが少ない

これは好みがわかれる部分もあると思いますが、サーバをはじめとしたITインフラ構築は、基盤の部分では世界的に共通しています。

webをはじめとするインターネットサービス・アプリケーションの業界ではプログラミング言語のトレンドなど、変化が非常に激しいです。

2年前にもてはやされた技術が、トレンドが変わって主流ではなくなったり、扱いづらいものになっていることも少なくありません。

 

ITインフラの世界では身に付けたスキルが陳腐化しづらく、「手に職」という意味では安心感が大きいといえます。

 

メリット③:じっくりステップアップしていきやすい

新人や未経験者はまず、既存ネットワークの保守担当として配属されます。

保守の現場には、納期に追われてプログラミングを書くようなことがありません。

 

現場ごとに作業工程や確認事項が明確化されているので、仕様書などに目を通しながら、着実にスキルを磨いていくことができます。

 

デメリット①:基本的に、社会から見えにくい部分である

ITインフラは、「動いて当然」「使えて当たり前」と思われている面があります。

特に初期に配属されることの多い保守現場では、しっかり仕事を頑張ってもなかなか評価を得たり、感謝されたりしづらいことがあります。

華やかではない仕事を、忍耐強く続ける根気は必要になると思います。

 

デメリット②:夜勤がある、休みがとりづらい

これも保守の現場の話になりますが、24時間の安定稼働を求められるネットワークでは、常時監視体制を作る必要があります。

担当者が交代しながら保守する必要があり、夜勤も発生してしまいます。

 

土日祝日も休めるとは限らないので、自由に休暇を取りたい人はつらいかもしれません。

 

まとめ

いかがでしょう。

IT企業といえばプログラミングやサービス開発などをしている会社のイメージが強いかと思いますが、これらはそもそも通信ができる環境がないと意味がありません。

まさに現代社会の基盤を支える領域です。

 

しかし、プログラミングよりもイメージがしづらいためか、人手不足がより深刻ともいわれています。

また、保守現場には未経験でも配属しやすいので、求人数も比較的多いようです。

 

今後、IoT(モノのインターネット)化に伴って、インフラエンジニアの需要が増えるといわれています。

また、クラウドの登場で新しい市場も開拓されてきています。

 

先人たちの知恵が蓄積された基礎の部分を固めやすいという特徴もあり、新しい挑戦の可能性も開けてきているITインフラ業界。

 

ノーマークでしたが、引き続き検討していきたいです。

 

みなさまの参考にもなれば幸いです。

それではまた!